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ランバ・ラルが作中で口にした言葉を、23件並べました。
もっとも知られているのは第12話の「ザクとは違うのだよ、ザクとは…!」ですが、彼の言葉はそこだけに集まっているわけではありません。
ガンダムとそのパイロットへ向けた言葉、地球へ降りた指揮官としての言葉、部下や身内へ向けた言葉と、向き先にはかなりの幅があります。
話数や相手が分かっているセリフには、それも添えました。第20話の最期に関わる一言まで、順に見ていきます。
ランバ・ラルの名言・セリフ一覧
ランバ・ラルの言葉として知られているものを、1セリフずつ見出しに立てて並べています。
向き先で分けると、ガンダムとそのパイロットへ向けた言葉、地球での戦いを語った言葉、戦い方や任務についての言葉、部下や身内へ向けた言葉、そして自分の出自に関わる言葉に大きく分かれます。
同じ人物の口から出ているのに、相手が変わると言葉の温度もはっきり変わります。
| 区分 | このページで扱うセリフ |
|---|---|
| ガンダムとそのパイロットについて | ザクとは違うのだよ、ザクとは…/まさかな。時代が変わったようだな/見事だな! しかし小僧/しかし戦場で会ったらこうはいかんぞ/やる! あのモビルスーツのパイロットめ/またモビルスーツのガンダムか/や…やるな、ガンダム |
| 地球での戦いについて | この風、この肌触りこそ戦争よ!/狼狽えるな! これが地球の雷というものだ! |
| 戦い方と任務について | もともとゲリラ屋の私の戦法で行こう/たとえ素手でも任務はやり遂げてみせる/この戦いで木馬を沈めてガルマ様の仇を討ってみろ/ええい! 戦わずして後退か!/お前の言う通りになったな。補給戦力を当てにせず |
| 部下と身内について | わしの出世は部下達の生活の安定に繋がる/お前のためでもある。ザビ家により近い生活が出来る |
| 機体が傷ついた場面 | しかし、まだこちらとてまだまだ操縦系統がやられたわけではない/し…しまった。爆撃のショックで関節が… |
| 自分の出自とアルテイシアについて | 私をお忘れか? …ジンバ・ラルの息子、ランバ・ラルですぞ/ひ…姫! ひ…姫様か?/ま…間違いない。アルテイシア様に違いないな |
| 敗れるということ | 見ておくがいい。戦いに敗れると言う事はこう言うことだ/戦いの中で戦いを忘れた…… |
ザクとは違うのだよ、ザクとは…!

第12話の場面で出てくる、ランバ・ラルの言葉としていちばん広く知られている一言です。
自分の乗る機体は、これまで相手が見てきたものとは別物だと突きつけています。
名前を出しているのが敵ではなく味方側の量産機だというのが、この一言の効きどころです。見慣れたものを引き合いに出すことで、差がそのまま伝わります。

この風、この肌触りこそ戦争よ!
地上での戦いに出たランバ・ラルの、戦争観がそのまま出た言葉です。
風や肌触りという、機体の性能とは何の関係もないものを戦争と結び付けています。
数字や戦況ではなく、体で感じるものを戦争と呼んでいるところに、この人の戦い方の根がのぞきます。
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まさかな。時代が変わったようだな、坊やみたいなのがパイロットとはな
ガンダムのパイロットがアムロのような若さだと知り、驚いた場面の言葉です。
相手の腕前ではなく、年齢のほうに先に反応しているのが特徴です。
自分の知る戦場の常識が当てはまらなくなったことを、時代という言葉で受け止めています。
※資料によって「まさかな、時代が変わったようだな。」と、後半を含めない表記もあります。
戦いの中で戦いを忘れた……
第20話、ランバ・ラルの最期に関わる場面で出てくる言葉です。
戦うことに慣れた人物が、自分は戦いを忘れていたと言っています。
誰かを責める言葉ではなく、自分の戦いぶりへ向けた言葉として読めるところが、この一言の重さになっています。

※資料によって「ランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた……」と、自分の名を冒頭に置いた表記もあります。
見ておくがいい。戦いに敗れると言う事はこう言うことだ
戦いに敗れるとはどういうことか、敗れた側の現実をそのまま見せようとする言葉です。
勝ち方ではなく、負けたあとに何が残るかのほうを語っています。
見ろ、と相手へ呼びかける形になっているので、独り言ではなく誰かへ向けた言葉として立っています。
見事だな! しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ
アムロの戦いぶりを認めながら、同じ口で勝因を訂正している言葉です。
勝ったのは本人の力ではなく、乗っているモビルスーツの性能のおかげだと指摘しています。
褒めてから落とすのではなく、褒めたうえで事実を置いていく言い方になっています。
※資料によって「そのモビルスーツの性能のお陰だということを忘れるな!」と続く表記もあります。
狼狽えるな! これが地球の雷というものだ!
地球の自然に動じない指揮官としての一言です。
音や光に反応した相手へ、落ち着けと言ったうえで、それが地球の雷だと教えています。
叱る言葉と説明する言葉が、ひと息のうちに入っているのがこの人らしいところです。
しかし戦場で会ったらこうはいかんぞ。頑張れよ、アムロ君

戦場の外でアムロと別れる場面の言葉です。
次に戦場で会えばこうはいかないと釘を刺しながら、最後は名前を呼んで送り出しています。
敵同士であることを前提にしたまま、相手の名前を呼べる距離まで近づいているのが、この場面の特別さです。

※資料によって「良い目をしているな。それにしてもいい度胸だ。益々気に入ったよ。……しかし、戦場で会ったらこうはいかんぞ。頑張れよ、アムロ君!」と、前半を含めた表記もあります。
わしの出世は部下達の生活の安定に繋がる
部下を抱える指揮官として、自分の出世の意味を語った言葉です。
出世を望む理由を、自分の名誉ではなく部下たちの生活の安定に置いています。
上へ行きたいという話をしているのに、主語が自分のところで止まっていません。

お前のためでもある。ザビ家により近い生活が出来る
ハモンとのやり取りに関わる言葉です。
出世が自分だけのためではないと言ったうえで、ザビ家により近い生活ができると続けています。
前の一言では部下を挙げ、ここでは相手を挙げています。同じ話を、聞き手によって言い直していることになります。
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もともとゲリラ屋の私の戦法で行こう
戦術の方針を決める場面の言葉です。
自分をゲリラ屋と呼び、正攻法ではなく慣れたやり方で行くと決めています。
地位のある指揮官が、自分の出どころをそのまま肩書きのように使っているのが面白いところです。
※資料によって「ゲリラ屋の私の戦法でいこう」という表記もあります。
たとえ素手でも任務はやり遂げてみせると、マ・クベ殿にはお伝え下さい
補給を断たれても任務を続けると示した言葉です。
素手でもやり遂げると言い切ったうえで、それをマ・クベへ伝えてほしいと頼んでいます。
抗議の形を取らず、やるという返事だけを上へ届けさせているのが、この言い方の芯です。

しかしだな、この戦いで木馬を沈めてガルマ様の仇を討ってみろ

ホワイトベース撃墜を目標に掲げた言葉です。
この戦いで木馬を沈め、ガルマの仇を討ってみろと呼びかけています。
任務の達成ではなく、討つべき相手のほうを目標として示しているのが特徴です。
お前の言う通りになったな。補給戦力を当てにせず
補給が届かなかった状況を受けての言葉です。
先に言われていたとおりになった、と認めるところから始まっています。
自分の読みが外れたことを、他人のせいにせずそのまま口に出しているのが、この一言の位置づけです。
※資料によって「お前の言う通りになったな。補給戦力を当てにせず、もともと…」と、後ろが続く表記もあります。
ええい! 戦わずして後退か!
後退を命じられた場面の言葉です。
戦わないまま引くことへの反発が、そのまま声になっています。
指揮官としての冷静さより、悔しさのほうが先に出ている数少ない場面です。
やる! あのモビルスーツのパイロットめ
ガンダムのパイロットへ闘志を向けた言葉です。
やる、という短い宣言のあとに、相手を名指ししています。
誰と戦うかを自分で決めた、という形の一言になっています。
またモビルスーツのガンダムか…
ガンダムと再び相対した場面の言葉です。
また、という一語が付くことで、これが初めての対戦ではないことが分かります。
驚きよりも、またあれかという見慣れた相手への反応に近い言い方になっています。

や…やるな、ガンダム

ガンダムの戦いぶりを認める言葉です。
言い淀みながら、それでも相手を認める言葉が先に出ています。
敵として向き合っている最中に、腕前のほうを口にしてしまうところが、この人の戦い方に通じています。
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しかし、まだこちらとてまだまだ操縦系統がやられたわけではない
機体が傷ついても戦いを続ける場面の言葉です。
操縦系統はまだやられていない、という一点だけを根拠に継続を選んでいます。
不利を認めたうえで、まだ動く部分を数えているのがこの言い方です。
し…しまった。爆撃のショックで関節が…
機体が損傷を受けた瞬間の言葉です。
爆撃の衝撃で関節がやられたことを、言葉の途中で口にしています。
言い切れずに切れているぶん、その場の速さがそのまま残っています。
私をお忘れか? あなたの父上ジオン・ダイクンにお仕えしたジンバ・ラルの息子、ランバ・ラルですぞ
自らの出自を名乗る言葉です。
相手の父であるジオン・ダイクンに仕えたジンバ・ラルの息子である、という形で自分を示しています。
軍での階級や戦歴ではなく、父と相手の父の関係から名乗っているのが、この場面の名乗り方です。
※資料によって「あなたの父上、ジオン・ダイクン様にお仕えした、ジンバ・ラルの息子、ランバ・ラルですぞ」という表記もあります。
ひ…姫! ひ…姫様か?
セイラ、すなわちアルテイシアと対面した場面の言葉です。
言葉に詰まりながら、姫と呼びかけています。
目の前の相手を敵味方でも階級でもなく、かつての呼び方で呼んでいます。
ま…間違いない。アルテイシア様に違いないな
目の前の相手がアルテイシアだと確信する言葉です。
間違いない、と自分に確かめるように言い直しています。
前の呼びかけが問いかけの形だったのに対して、ここでは言い切りに変わっています。

| このページの見出し | 資料によってはこう書かれている |
|---|---|
| 戦いの中で戦いを忘れた…… | ランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた…… |
| 見事だな! しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ | 見事だな! しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ! そのモビルスーツの性能のお陰だということを忘れるな! |
| しかし戦場で会ったらこうはいかんぞ。頑張れよ、アムロ君 | 良い目をしているな。それにしてもいい度胸だ。益々気に入ったよ。……しかし、戦場で会ったらこうはいかんぞ。頑張れよ、アムロ君! |
| まさかな。時代が変わったようだな、坊やみたいなのがパイロットとはな | まさかな、時代が変わったようだな。 |
| もともとゲリラ屋の私の戦法で行こう | ゲリラ屋の私の戦法でいこう |
| お前の言う通りになったな。補給戦力を当てにせず | お前の言う通りになったな。補給戦力を当てにせず、もともと… |
| 私をお忘れか? あなたの父上ジオン・ダイクンにお仕えしたジンバ・ラルの息子、ランバ・ラルですぞ | あなたの父上、ジオン・ダイクン様にお仕えした、ジンバ・ラルの息子、ランバ・ラルですぞ |
ランバ・ラルの名言・セリフまとめ
ランバ・ラルの言葉は、有名な一言だけを取り出すと、強気な指揮官の姿で止まってしまいます。
実際に並べてみると、ガンダムとそのパイロットへ向けた言葉、地球の風や雷を語った言葉、部下や身内へ向けた言葉、そして自分の出自を名乗る言葉まで、向き先がかなり広いことが分かります。
敵の腕前を認め、勝因を訂正し、出世の理由を部下の生活に置き、補給が途絶えても任務は果たすと答える。これだけの幅が、同じ一人の口から出ています。
最期に関わる第20話の一言は、そうした言葉の積み重ねの先にあります。強い言葉を並べてきた人物が、自分の戦いを振り返る形で終わるところまで含めて、ランバ・ラルの名言として読まれています。
資料によって文言が割れているセリフもあるため、別の表記で覚えている場合は、同じ場面の言葉として見比べてみてください。
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