マウアー・ファラオの名言・セリフ一覧!ジェリドへの助言と最期の言葉を読み解く

マウアー・ファラオ

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マウアー・ファラオの名言は、そのほとんどがジェリドへ向けた言葉です。決して前に出るタイプの人物ではなく、いつも彼の後ろから声をかけ続けていました。

出世を見すえた助言もあれば、出撃前の励ましもあり、最期の場面ではジェリドを庇って命を落としています。

ジェリドへの助言、ハイザックに乗る前のやり取り、カミーユやシロッコへ向けた怒り、最期の場面の言葉、そして命を落としたあとに幻影として現れる場面の言葉まで、それぞれがどんな状況で誰へ向けられたのかが分かる内容です。

なお、セリフの表記は資料によって句読点や三点リーダー、漢字の使い分けが少しずつ異なり、一字一句まで決まった形があるわけではありません。

マウアー・ファラオの名言・セリフ一覧

冷静な助言、静かな励まし、珍しく感情をむき出しにした怒り、最期の場面の言葉、そして命を落としたあとに幻影として届く言葉。どれもジェリドとの関係の中から出てきたものです。

今までのあなたは、個人的な感情で動いていたわ。でも、それでは上は狙えない。ただの一兵卒で終わってしまう。

ジェリドに向けた助言の言葉でした。市内でカミーユやカツと撃ち合いになりかけながら、気持ちを抑えて見逃したジェリドをマウアーが評価した流れとあわせて、このセリフを載せる資料もあります。

一つのことにとらわれて周りが見えなくなれば、出世の機会どころか生き残る機会まで逃してしまうという、直情的なジェリドへの忠告として読まれています。

それでもマウアーは、怒りを捨てろとは言っていません。上を狙うなら感情任せではいけない、と目標の側から筋道を立てていて、ジェリドの野心を否定せず、むしろ前へ進む力として使わせようとしているのが分かります。

恋人として心配を口にするのではなく、出世という彼自身の物差しで語りかけているところに、ジェリドの扱い方を誰よりも知っていたマウアーらしさが出ていると私は思いました。

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ジェリド、覚えておいてね。あなたの後ろにはいつもあたしがいるって。

マウアー・ファラオ 名言 関連画像

出撃を前に思い詰めていたジェリドへ、マウアーがかけた言葉です。

隣でも前でもなく、後ろ。パイロットとして背中を預け合う間柄であり、同時にジェリドに先を歩かせて自分は支える側に回るという、マウアーの立ち位置がこの一語に詰まっています。

念を押す言い方になっているのも見逃せません。ジェリドがいつか一人だと感じる瞬間が来ることを、マウアーは先に見越していたのかもしれません。

のちに彼女が最期の場面でジェリドを庇ったことを知ってから読み返すと、出撃前のこの励ましが、そのまま守り抜かれた約束のように読めてきます。

※資料によって「ジェリド、覚えておいてね。貴方の後ろにはいつもあたしがいるって…」と書くものもあります。

守ってみせるって言ったろ…ジェリド?

カミーユとの激闘の中、ジェリドを庇った最期の場面で口にしたセリフです。

マウアーはかつて、ジェリドに「死にはしない」と誓っていました。その誓いに自分から背いて、命と引き換えに彼を守る道を選んだわけです。

目を引くのは口調の変化。ふだんの柔らかな語尾ではなく、言ったろ、という少し荒っぽい言い方で問いかけています。

取りつくろう余裕のない場面だからこそ、素の言葉が出たのでしょう。しかも最後は彼の名前を呼ぶ問いかけになっていて、約束を果たせたかを確かめているようにも聞こえます。

愛に生きた末の結末であり、マウアーはそれに満たされて散っていった、と書く資料もあります。

ソラガン
死なないという誓いと、守るという約束。両方は守れなかったんだね…

※資料によって「守って見せるって言ったろジェリド」と書くものもあります。

ジェリド…あなたは決して負けない…。あなたは世界を正しい方向に持って行くことができる…。

マウアーが命を落としたあと、ジェリドの前に幻影となって現れたときの言葉でした。「守ってみせるって言ったろ?」の最期の場面とは別の場面で、ジェリドの返事を挟みながら、幻影のマウアーはさらに言葉をつないでいきます。

ここで思い出したいのが、助言の場面にあった「でも、それでは上は狙えない」という言葉です。

あのときマウアーが見ていたのはジェリドの出世でした。ここでは、世界を正しい方向へ動かせる人として彼が語られ、信頼は階級の話から世界の話へと大きくなっています。

しかも、決して負けないと言い切る声の主は、すでに命を落としたマウアー。自分のことはもう語らず、ジェリドの勝ちだけを信じる言葉が、死んだあとになって届けられたわけです。

幻影の言葉である以上、マウアーの思いがそのまま現れたのか、ジェリドの心が彼女の姿を借りたのかは、作中の言葉だけでは決められません。ただ、どちらとして読んでも、ジェリドを信じる言葉だけが残っていることに変わりはありません。

※資料によって「ジェリド、あなたは決して負けない」と書くものもあります。

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生き延びること…。戦うこと…。あなたにとって今はそれが正しい…。

同じ幻影の場面で、すべてをこの手に掴みたいというジェリドの思いを受けて返されたのが、このセリフです。直後、ジェリドはマウアーまでいなくなってしまうことを嘆きます。

マウアーは、戦うのをやめてとは言いませんでした。生き延びることを先に置きながら、戦うことも今のジェリドにとっては正しいと認めています。

助言の場面では感情で動く彼を正そうとしていたマウアーが、ここでは彼の生き方を丸ごと受け止めていて、その差に二人の積み重ねてきた時間が見える気がします。

それでも、今は、という一言がつくのは見逃せません。ずっと正しいとは言わず、この時点に限って背中を押しているところに、ジェリドの先を案じる気持ちが残っているように読めます。

命を落としたあとのマウアーが真っ先に挙げるのが、生き延びること。自分と同じ道をたどってほしくないという願いが、その並び順に重なって見えます。

※資料によって「生き延びること、戦うこと」と書くものもあります。

ジェリドを死なせはしない!

Ζガンダムに組み付き、ジェリドを窮地に追い込んだカミーユに対して、マウアーが怒りをあらわにした場面の言葉でした。

カミーユとのやり取りのあとには、「ジェリドを殺そうとした!」という言葉も続きました。普段は冷静なマウアーが、珍しく感情的になった場面として挙げられています。

怒りの矛先は、敵だけに向いたわけではありません。アポロ作戦でジェリドの部隊がおとりに使われたときには、「ジェリドを当て馬に使ったのか、シロッコっ!」という言葉がシロッコへ向けられています。

ジェリド自身はその扱いに納得していましたが、マウアーは使えない部下を戦場で切り捨てるシロッコの危うさまで感じ取っていました。もともとシロッコの性格を好んでいなかったこともあり、これをきっかけに反シロッコ派のアレキサンドリアへの転入を決めています。

並べてみると、ここに出てきた3つのセリフは、どれもジェリドの名前から始まるものばかり。

敵のカミーユにも、味方のシロッコにも、怒るときはいつもジェリドのため。当の本人が受け入れた扱いにまで怒れるのは、ジェリドより一歩引いたところから状況を見ていたからでしょう。

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貴方に着いて行くつもりで来たのよ。死にはしないわ……貴方が守ってくれるから

メガ・ランチャーを使うにはエネルギータンク役の機体が必要で、そのハイザックに搭乗することをジェリドに案じられたときの言葉です。

愛する相手にすべてを委ねた人だからこそ出てくる発言で、ジェリドへの愛情の深さがうかがえる、と受け止められています。

マウアーの言葉の中で、ジェリドに守られる側として自分を語っているのはこのセリフくらいかもしれません。いつも後ろにいると約束し、支える側に立ち続けた人が、ここでは素直にジェリドを頼っています。

そして実際には、守られるはずだった彼女のほうが、最期にジェリドを庇うことになりました。このセリフが読み返すほど切なく響くのは、そのためです。

マウアー・ファラオのセリフと場面
セリフ場面生前/死後
今までのあなたは個人的な感情で動いていたわ撃ち合いを避けて見逃したジェリドへの助言生前
ジェリド、覚えておいてね出撃を前に思い詰めるジェリドへ生前
死にはしないわ。あなたが守ってくれるから。エネルギータンク役のハイザックへの搭乗をジェリドに案じられて生前
ジェリドを当て馬に使ったのか、シロッコっ!アポロ作戦でジェリドの部隊がおとりに使われて生前
ジェリドを死なせはしない!ジェリドを窮地に追い込んだカミーユへの怒り生前
守ってみせるって言ったろ?ジェリドを庇った最期の場面生前(最期)
ジェリド、あなたは決して負けないジェリドの前に幻影として現れて死後(幻影)
あなたにとって今はそれが正しい同じ幻影の場面で、ジェリドの思いを受けて死後(幻影)

マウアー・ファラオの名言・セリフまとめ

マウアー・ファラオの言葉は、どれもジェリドとの関係の中から生まれています。

感情で動く彼に上を目指す筋道を示した助言、いつも後ろにいると伝えた出撃前の言葉。ハイザックに乗る前には、守ってくれるからと彼を頼る姿も見せました。

カミーユやシロッコに向けた怒りも、すべてジェリドのためのもの。最期の場面では守るという約束を自分の命で果たし、そのあと幻影としてジェリドの前に現れて、決して負けないと彼を信じ、今は戦うことが正しいと背中を押しました。

導く、支える、頼る、守ると立場は場面ごとに変わっても、言葉の向かう先はいつもジェリドひとりでした。

助言の場面では出世を語っていた人が、幻影となって現れた場面では世界の話をしていたことを思うと、マウアーがどれほど彼を信じていたかが見えてきます。セリフを読み返すと、ジェリドという人物の見え方まで少し変わってくるはずです。

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