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7月23日に公開予定の閃光のハサウェイは、宇宙世紀ガンダムの最新作となっており、逆襲のシャアの続きです!
小説版が30年も前に出ていた作品なので、ファンにとっては待ちに待った映像化と言ったところでしょうか。
閃光のハサウェイの主人公は、もちろんハサウェイ・ノアです。
父のブライト・ノアは数多くの名シーンや名言を残し、今やガンダムを知らない人々にまでネタとして使われるほどに、印象的なセリフを残してきました。
息子であり主人公も務めるハサウェイ・ノアは、どのような名言を残してくれるのでしょうか!
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もくじ
ハサウェイ・ノアの名言15選!
閃光のハサウェイ時にハサウェイ・ノアは25歳ですが、逆襲のシャア時にはまだまだ少年です。
逆襲のシャアから閃光のハサウェイまでのセリフを見てみると、時に子どもであり大人であり、兄であり戦士であり、また、息子でありリーダーでもある彼の激情や葛藤が見て取れます。
クズなどと言われがちなハサウェイですが、そう呼ばれる所以となったセリフや、逆に魅力あふれる名言も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
機動戦士ガンダム 逆襲のシャアから、ハサウェイ・ノアの名言
逆襲のシャアでのハサウェイは、両親のご機嫌を取ってみたり、親戚のお兄さんに憧れたり、女の子の気を惹こうとしてみたりする、いたって普通の男の子です。
しかし、終盤には最大の過ちを犯し、名言(迷言?)も残してしまいます。
ハサウェイ・ノアの名言1. クェス、俺、二機撃墜したぜ!
戦闘シミュレーターを使って、クェスと訓練して(遊んで?)いるときのセリフです。
ゲームが楽しい、クェスにも良いところを見せたい、アムロを気にするクェスの気を惹きたい!
そんなハサウェイの心情が伺える、かわいらしいセリフですね。
しかし肝心のクェスの目はアムロを追いかけたまま。
ハサウェイにはそっけない返事、おまけに「(シミュレーション成績が)私と同じ」と、大したことない態度を取られてしまう結果に。
残念ですが微笑ましい名言です。
ハサウェイ・ノアの名言2. 泣いてみせないと、このタイミング取れなかったもんな
ラーカイラムにこっそり乗り込んでいたことがブライトにばれ、激怒されてしまった後のセリフです。
両親に甘えたり泣いたりすることが少なそうなハサウェイですが、やはり子供は親のツボを押さえていますね!
めったに泣かない男の子が泣いて反省を示すところを見て、父のブライトは驚きのあまり、女性搭乗員に「この子を頼む」とまで言ってお説教を終えてしまいます。
これは完全に許されましたね!ハサウェイ戦略勝ちの名言です。
ハサウェイ・ノアの名言3. コックピットに座っただけで、ガンダムの配線なんか全部わかったって
クェスと二人でアムロの話をしているときのセリフです。
小さい子どもの頃からアムロの話はノア家で出ていたのではないでしょうか。
ブライトが話さなくても、ミライは話すでしょうね!
少し大きくなったときにアムロにも会っていますし、こうしてラー・カイラムで実際の働きぶりを目の当たりにしたハサウェイにとって、アムロは最も尊敬するお兄さんとなっていることでしょう。
クェスがアムロに惹かれていることは感じてはいるものの、もうアムロ英雄伝はとまりません。
このセリフの後に初めての出撃でザクを墜とした話までしてしまう、男の子のロマン的な名言です。
ハサウェイ・ノアの名言4. 親父、いつもうるさいけどな
こちらもクェスとの会話中のセリフで、ニュータイプについていろいろ語りあいながら、家族とのつながりを質問された時の返事です。
地球で脳の半分しか使っていなかった人類だけど、宇宙まで出てしまえば、残りの半分を使ってテレパシー的な能力を伸ばさないと、家族なんて感じていられない。
という話です。
「あんたの家族は繋がってるの?」という男子心を無視した無邪気な質問をするクェスに対し、yesと返すには気恥ずかしいし、noではない、そしてちょぴり背伸びして、普段とは違う「親父」呼ばわり。
ハサウェイ少年が青年になっていく将来を感じさせる名言ですね!
ハサウェイ・ノアの名言5. クェスは死にません、その前に取り戻します。その為にモビルスーツの操縦だって習ったんです!!
クェスがシャアの元へ行ってしまい、そのまま戦闘に突入してしまうところです。
キミはモビルスーツの操縦を初めて習うとき、まだクェスと会っていないよね?と言いたくなってしまいます。
大人から見れば「そういう問題じゃない」のですが、この時のハサウェイ少年は真剣そのもの。
この辺りから雲行きが怪しくなってきます。
悪夢の始まり的名言です。
ハサウェイ・ノアの名言6. はい、父さん
おとなしくしているなら観戦しても良い、という申し出にこれはチャンスとばかりにブリッジに上がったハサウェイのセリフです。
ブライト 「ハサウェイ、恐くなったら、奥に下りたらいい」
ハサウェイ 「はい、父さん」
と、親子揃って肩肘張っています。
良き父であろうと振る舞うブライトと、それに素直に従う良き息子…を演じてチャンスを伺うハサウェイ。
このときはまだ演じているつもりは無かったかもしれませんが、子どもの本能として父のご機嫌を取っていることは間違いないでしょう。
ブライトも自分の働いているところをハサウェイに見せようと張り切っています。
しかし、ハサウェイの目にはクェスしか映りません。
短くシンプルな一言ですが、親子を感じさせる名言ですね!
ハサウェイ・ノアの名言7. チェーンさん、頑張ってんだ。
戦闘となれば装備設備に異常が起きることは少なくありません。元来人手不足のラーカイラムですから、異常事態はよくあることです。
そんな時に、仲間でありアムロのガールフレンドでもあるチェーンが、本来の役割ではないことを「私がやる!」と覚悟を決めている場面を目にしたとき、ハサウェイが素直な気持ちでつぶやいたセリフがこちらなのです。
周りの大人たちが忙しそうにしているのを見て、「子どもの僕はじっとしておこう」などと考えるハサウェイ少年ではないでしょう。
父が、チェーンが、仲間たちが張り切り、尊敬のアムロが神戦闘をしているところです。
男ハサウェイ、おとなしくしていられるはずがありません、悪い意味で。
悪夢がそこまで迫っている名言です。
ハサウェイ・ノアの名言8. クェス、そこにいるんだろ?わかっているよ、ハッチを開いて。顔を見れば、そんなイライラすぐに忘れるよ
ついにハサウェイが出撃し、クェスを見つけたときのセリフです。
残っているモビルスーツに勝手に乗り込み、混乱に乗じて無断出撃する、ガンダムシリーズ毎度と言っても過言ではないトラブルを、ハサウェイも起こしました。
クェスのことしか目に入らないハサウェイには、文字通り周りが見えておらず、混乱の戦闘区域でもご機嫌ナナメの彼女を慰めようと必死な彼氏みたいなことを言っているのです。
しかし女がそんなに単純でないことは、男には…少なくともハサウェイには分かりません。
ついに「子供は嫌いだ!図々しいからぁ!!」とまで言われてしまいます。
戦場の中心で愛を叫ぶ的な名言(迷言?)です。
ハサウェイ・ノアの名言9. チェーン、チェーンか!やったのは?
今やクェスは敵陣営のパイロットであり、撃つべきモビルスーツに乗っています。
出撃して間もないチェーンが、超近距離まで接近しているクェスとハサウェイの機体を見たとき、戦場の中心で愛を叫んでいるだけだと認識することは、非常に困難でしょう。
ハサウェイの危機を救うべく、敵の機体を撃ったチェーンに向かって放ったセリフがこちらだったのです。
完全にクェスしか見えていなかったハサウェイにとって、クェスが墜ちたことは、世界が無くなるのに等しかったに違いありません。
でもこれは、ハサウェイ不人気の原因の一つとなってしまった名言(迷言)です。
ハサウェイ・ノアの名言10. 殺っちゃいけなかったんだよ!そんな事もわからない大人だから地球だって平気で消せるんだ!
ハサウェイがおのけんで
ギギが上しゃまですか。
できれば
ハサウェイ:佐々木 望 さん
ギギ:林原めぐみ さん
ケネス:立木文彦 さん
が良かった
↓後でこうならない事を願う pic.twitter.com/rCHluQXFiG— 志摩ゆる (@_ShimaYuru) March 24, 2020
ハサウェイの不人気の最大の原因が、このシーンでしょう。
ハサウェイを守るつもりでクェスを撃った、仲間のチェーン。
彼女に向かってこのセリフを叫びながら撃ち続け、惨殺したからです。
殺っちゃいけなかったんだよ!と言いながら、殺っちゃったのです。
しかもこのあと、チェーンを撃ってしまった自責の念よりも、クェスを失った悲しみのほうが大きく描写されるので、ファンからはなかなか許してもらえない名言となりました。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイから、ハサウェイ・ノアの名言
20020年7月に3部作である閃光のハサウェイ第一弾が公開されるということで、映像作品としてどんな名言が出るかは、お楽しみといったところです。
ここからは、30年も前からある閃光のハサウェイ小説版からの引用となります。
少年の心を残しながらも大人になり、調子に乗ったり、苦悩したり、カッコつけたりする人間らしいハサウェイを、どうぞご覧ください!
ハサウェイ・ノアの名言11. 他に仲間がいるのなら今すぐこのシャトルから、離れろと伝えるんだ!いいな!
ハサウェイの搭乗しているシャトルがジャックされてしまいましたが、偶然にも犯人が「マフティー」を名乗る集団でした。
ギギにハサウェイがマフティーではないかと聞かれ、犯人たちも驚いてハサウェイに問いました。
ハサウェイは「君の想像通りだと思う」などと勿体ぶった返事をし、最終的にこのセリフを言うのです。
マフティーのリーダーがハサウェイであるからこそ堂々とできる行動でしたが、少しばかり格好つけすぎではないでしょうか。
結果的には上手くいきましたが、調子に乗ったハサウェイの名言だと思います。
ハサウェイ・ノアの名言12. ギギ…。朝になったら、僕の前から消えろ
シャトルで一緒になったのは偶然であって、ギギは連邦軍の一部と行動を共にしており、マフティーやハサウェイの敵対勢力と言えます。
しかし、ハサウェイに惹かれたギギは、ハサウェイを追うようになり、ついにはマフティーの本拠地までついてきてしまうのです。
そこで監視も兼ねて、ハサウェイと同じ部屋で過ごした夜に、ギギに放ったセリフがこちらでした。
リーダーとして、戦場を経験した者として、マフティーとして、ハサウェイとして、様々な苦悩があり、迷いながら発した一言ではないでしょうか。
またいつか、平和な時に再開できることを願っての名言です。
ハサウェイ・ノアの名言13. 死ぬぐらいは、みんなやってきたことだ。ぼくにだって、ちゃんとできるはずだ
マフティー・ナビーユ・エリンとは、連邦に対峙する組織の名前でもあり、そのリーダーの名前としても使われます。
反乱組織のリーダーであるマフティーとして捕らえられたハサウェイが、処刑を待つ間につぶやくセリフです。
普通の男の子だった少年が様々な経験を積み、立派な大人に、リーダーに、英雄になっても、怖いものは怖いんですね!
不安を自分で制御しようと必死で、強がり過ぎずに立派な最期を遂げようとしているハサウェイに、成長を感じます。
この一言で、チェーンの事は水に流せませんが…好感度はかなり上がる名言です。
ハサウェイ・ノアの名言14. ああ、僕もだ。大佐・・・
処刑直前に「いつまでも友達だと思っている。わすれないぜ?」と言った、友人であり処刑執行役への返事の一言です。
ここから処刑までは、映像作品でもセリフを変えてほしくないですね!
決して、元々強い子ではなかった普通のハサウェイが、最後のカッコつけをしようとしているところなのです。
この親友とも呼べるであろうケネス大佐が執行役でなかったら、ハサウェイは最後の時を喚き散らしながら迎えてしまったかもしれません。
二人の友情と信頼を感じられる名言です。
ハサウェイ・ノアの名言15. マフティーとしていいたいことはいった。
最後に言い残すことはあるか、と聞かれ
「マフティーとしていいたいことはいった。
いつかは、人類の健やかな精神が、この地球をまもると信じている。
それまでは、人の犯した過ちは、今後ともマフティーが粛清しつづける。」
と最後のメッセージを残しました。
個人的な話でないところに、大きな男になったハサウェイを感じます。
ハサウェイ死すともマフティー死せず的な名言でした。
ハサウェイ・ノアの名言まとめ
個人的に、宇宙世紀ガンダムの中でカツの次にヘイトが高い男性キャラクターが、ハサウェイだと思っていました。
しかし、一つ一つのセリフをよく見ていると、人間ハサウェイに寄り添いたい気持ちになってきます。
逆襲のシャアでは子供っぽさが、閃光のハサウェイでは大人として自分を鼓舞するようなセリフが多く、名言となるのもそれが顕著な一言ではないでしょうか。
機動戦士ガンダム閃光のハサウェイが公開される前に、もう一度逆襲のシャアを見ておきたいですね!
今度は、ハサウェイに注目して。
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