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ブライト・ノアと言えば、ガンダム界の名言王です。
左舷弾幕薄いぞ!何やってんの!は、ガンダムを知らない方も聞いたことがある人がいることでしょう。
このセリフに限っては実は言っていないそうですが、次々と押し寄せるとんでもない困難を乗り越えてきたブライトさんですから、様々なセリフが名言として世に出回っています。
年齢を考えるとちょっと偉そうな名言、焦りすぎな名言、笑える名言もあります。
そして、現代社会を生きる知恵としても使えそうな名言もありますので、ブライト・ノアの名言を知ることが、何かのヒントになるかもしれませんね。
最後には、夏に公開予定の、機動戦士ガンダム閃光のハサウェイでのブライトのセリフについても考察しています。
ぜひ最後までご覧くださいね!
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もくじ
ブライト・ノアの名言15選!
なんと初代ガンダムの時の年齢は19歳!
ブライトさんのカッコいいセリフや大人な発言も、これを踏まえてもう一度聞くと、ちょっと笑えてしまうこともあります。
しかし、ブライトさんが積んできた経験は、そこらの若者とはレベルが違うので、やはりどこか重みを感じ、時には現代社会を戦う私たちへの教訓になる名言もあるのです。
そんなブライトさんの面白くてためになる名言を、作品別に紹介します。
これら発言の傾向から、出番が少ないであろう閃光のハサウェイでのセリフも考えてみたいと思いますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
【機動戦士ガンダム】ブライト・ノアの名言
初代ガンダムと呼ばれるのが、この機動戦士ガンダムです。
この時のブライトは、士官学校を出たばかりのひよっこ、19歳でした。
あまりに老け…大人びているために、少々偉そうな態度にも違和感がありませんが、よく考えてみるとおかしなことを言っていますね!
まずはじめは、19歳であることをよく意識して、改めてセリフを見てみてください、ブライトのかわいらしい一面が見えてきますよ。
ブライト・ノアの名言1. 民間人をホワイトベースへ急がせろ。
こっそり建造中のホワイトベースとガンダムを嗅ぎつけたジオン軍によりサイド7が戦地となり、民間人を避難させようとしているブライトくんの名言です。
その辺で作業をしている軍人に向けて言っているのですが、その人…
超高確率で先輩ですよね!?
いくら士官候補とは言え、半年あまりの新人が緊急事態に命令口調で指示してはいけないのでは…?
ブライト・ノアの名言2. 息子さんはお預かりします
アムロが母親と再会し、お別れをするときにブライトが言ったセリフです。
アムロの母親は戦争に反対しており、息子が軍人となりモビルスーツパイロットであることを認めたくありません。
アムロを責めてしまい、アムロも母に認めてもらえない寂しさを抱えてしまいます。
そのままお別れの時が来ますが、そのときの発言がこれなのです!
アムロの母から見て、アムロもブライトも変わらないでしょう。
そのブライトに「息子さんはお預かりします」と言われてしまえば、無念感は大きくなる一方なのでは…
ブライトさん、その名言はきっと失敗です。
ブライト・ノアの名言3. 殴ってなぜ悪いか?貴様はいい、そうしてわめいていれば気分も晴れるんだからな
能力を持ちながら、鬱々しいというだけで出撃しないアムロをひっぱたくときのセリフです。
この状況になれば、アムロでなくても病気になるでしょうが、若くしてみんなを守らなくてはならない立場となったブライトもまた、辛い状況でしょう。
ブライトの余裕のなさがうかがえる名言です。
ブライト・ノアの名言4. 殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!
同じくアムロをひっぱたいた時のセリフです。
現在はそういう時代ではありませんが、当時は体罰が当たり前にあって、愛情とも言われる時代でしたね。
しかしブライトくん19歳。
もしかしたらブライトがいつか、父親か誰かに言われたことをそのまま言った名言かもしれません。
ブライト・ノアの名言5. ミデア輸送部隊マチルダ隊の戦死者に対して哀悼の意を表し・・・全員敬礼!!
戦時であり、特にホワイトベースやその周りには、死があふれています。
毎度毎度追悼の意を表していれば、そのうちに撃墜されるでしょう。
ブライト他ホワイトベースの仲間たちが追悼するのは、リュウやマチルダ、とくに大切な仲間の死の場合のみです。
一瞬しか出ていないのにカリスマ的人気を誇るマチルダさんが、ホワイトベースの仲間たちにも愛されたことがわかる名言です。
ブライト・ノアの名言6. アムロに言ってください
真面目、誠実、責任感の塊…ブライト・ノアにはそんな印象をもっている人が多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
真面目一筋19年のブライトさんですら、この言葉を使ったのです。
自分の仕事ではないものを押し付けてくる上司はどこにでもいますよね!
そんなときにこの名言を使いましょう。
「あいつに言ってください」
自己責任でお願いします。
ブライト・ノアの名言7. 君の気持はわかっている。が、僕はいつまでも待っているよ
ブライトらしいアピール方法ですね!
駆け引きせず、ストレートに、押しつけがましくなく、男らしくて素敵な名言です。
これは、スレッガーが負傷してホワイトベースに帰還したとき、ミライに言ったセリフです。
ブライトはミライが好きだけど、ミライはスレッガーに惹かれていることを、ブライト本人が知っている上での発言だからこそ、かっこいい名言となりました。
しかも、ミライの代わりの操舵手まで呼んでいます。
カッコよすぎです。
【機動戦士 Zガンダム】ブライト・ノアの名言
#一般人の方が時々誤解しておられること
「左舷、弾幕薄いよ!何やってんの!?」はブライトさんの名セリフとして有名だが、実は『機動戦士ガンダム』の中では1回もこんなことを言っていない(ただし『機動戦士Zガンダム』では似たようなセリフが何度か出てくる)。 pic.twitter.com/W0A616LJ4x— タイプ・あ~る (@hitasuraeiga) July 18, 2018
Zガンダムは、あのアムロとシャアが仲間としても活動するので、初代から観た人にとって夢のような続編ですね。
このときブライトは26~27歳です。
大人になったブライトさんですが、結婚して、女の子のハートを理解する能力は落ちてしまったように思います。
では、Zガンダムからの名言もご覧ください。
ブライト・ノアの名言8. 地球から上がってきたばかりの貴様に、何が判断できるか!
コロニーに穴が空いてしまったということで、地球から上がってきたジェリドが軽率に「隕石でもあたったんじゃね?」発言をした際の名言です。
この後、「ティターンズは階級が上」とかいう謎ルールに則り、ブライトさんはタコ殴りにされてしまいます。
「ジオンかどうかはわからない」としていましたが、結局このあと戦闘になるので、ブライトの感は当たっていました。
1年戦争の経験が違いますね!
ブライト・ノアの名言9. そんな考えは平和になってからするものだ
ミライへの愛がカッコよかったブライトさんとは思えない発言です。
しかもシャアと一緒になって、女にとって「そういう問題じゃない」話をするのですから、ファが怒るのも無理ありません。
まずは3人の会話をご覧ください。
ファ「ブライトキャプテン、なぜカミーユを出したんです?レコア少尉一人にすべきでした」
クワトロ「作戦上から言えば、Zの後方支援は無駄かもしれん。だがレコア少尉の安全を考えれば、ブライトキャプテンの措置は正しい」
ファ「違います。男の都合で考えないでください」
クワトロ「ここは軍隊だぞ。男も女もない」
ファ「でも、軍人である前に、レコア少尉は一人の女性です」
ブライト「そんな考えは平和になってからするものだ」
ファ「…失礼します!」
男と女の脳みそが全然違う仕組みで動いていることがよく分かる名言です。
【機動戦士 ZZガンダム】ブライト・ノアの名言
ブライト27歳、いよいよアラサーですが、それでも「若者」からの卒業はまだ早い年齢ではないでしょうか。
しかし老け…経験豊富なブライトは違います。
ブライト・ノアの名言10. 多くの若者が戦っている、かつての君たちのように。
重いセリフです。
しかし、これを言った相手がセイラさんです。
ジュドー達ならともかく、セイラさんはブライトとあまり変わりませんから、よく考えてしまうと違和感があります。
なぜかブライトが言うと名言となるのは、その並々ならぬ経験があるからでしょうか。
【機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】ブライト・ノアの名言
ブライトも33歳になりました!
実際に33歳になっても自分はまだ子供のような気がしますが、年齢で言えば十分大人ですね!
特にブライトは大人びたキャラクターですから、この辺りからは違和感なく重みを増したセリフが多くなってきます。
では引き続きご覧ください!
ブライト・ノアの名言11. すまんが、みんなの命をくれ
応援も望めず、ラーカイラム1艦でネオジオンと対峙することになった時のセリフです。
普通、そんな状態で上官から言われば、意気消沈するところでしょう。
ブライトが言うからこそ、ラーカイラムの仲間たちが立ち上がり、勇気をもって戦える、素晴らしい名言です!
ブライト・ノアの名言12. ラーカイラムでアクシズを押すんだよ!地球が汚染されるのを黙って見ているのか
助走付きで地球の引力にも引かれるコロニーを、戦艦で押し返そうという無茶苦茶発言です。
さすがにこれには「無理ですよ!」と反発されてしまいます。
しかし、アムロがモビルスーツで押し返そうとし、シャアも協力したりしなかったり、敵も集まってくるなど、最終的には人類の不思議なパワー(?)で地球からアクシズを押し返すことに成功します。
ブライトが言いさえすれば何でもアリかもしれない、と思わせる名言です。
【機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)】ブライト・ノアの名言
36歳となったブライト・ノア。
ユニコーンでは出番が比較的少ないですが、重要な役割を担っています。
悟りでも開いたのかと思えるほどの、重く心にのしかかるセリフを吐いていきますので、こちらも楽しんでください。
ブライト・ノアの名言13. その時、君にガンダムに乗る決意をさせたものは何だ
「その時、君の目の前にガンダムがあったことは偶然かも知れない。これまでガンダムに乗ってきた者たちも、皆そうだった。だが、ガンダムに乗るかどうかは自分で決めたことであって、偶然ではないはずだ。違うか?」
この後のセリフです。
ブライトの名言としては前半が使われることが多いですが、個人的には後半の「その時、君にガンダムに乗る決意をさせたものは何だ」が真の名言だと感じています!
前半は普通のことを言っているような気がしてならなかったからです。
何かの決意があってこそ、ガンダムに乗ったんですよね!
迷ったときは、その決意が何だったか思い出させてやると、迷っていた人はもう一度走り始めることができます。
バナージも、この名言に救われましたね!
ブライト・ノアの名言14. 絶望を退ける勇気を持て。君が、ガンダムのパイロット、ニュータイプであるなら。
迷い戸惑っているバナージに対してのセリフです。
「かつてガンダムに乗った者たちと同じく、君もガンダムに選ばれたのだと思いたい。いつもそれは、結果的に必然だった。良くも悪くも、だがな。あとは君次第だ、状況につぶされるな。」
の後に続いています。
ガンダム界一、ニュータイプを育て、また見てきたのは、ブライトでしょう。
ブライトはニュータイプではありませんが、最もニュータイプを理解している人物であることがわかる名言です。
ブライト・ノアの名言15. 私は、その子供らに対して、恥じぬ父親でありたいと願うだけです
証拠隠滅のために、多くの民間人を巻き込むコロニーレーザーを撃つというローナンに対しての発言です。
連邦の一部のためだけに民間人を巻き込むことを、「大を生かすために小の犠牲を容認しなければならないときもある。」としたローナンにブライトが異議を唱えたところ、地球のミライやハサウェイ、チェーミンを巻き込むぞ、と脅された上でのセリフなのです。
かっこよく、難しく、考えさせられる名言でした。
ブライト・ノアのセリフ、閃光のハサウェイではどうなる?
閃光のハサウェイのブライトはモンシアってる pic.twitter.com/RYtpQ3fkYT
— Tのひと (@Tnohito) January 2, 2020
閃光のハサウェイでは、ブライトの年齢は45歳です。
連邦に退職願を出しているが、なかなか受理されず、退職後にミライとレストランを開くことを夢見て日々過ごしています。
年々、言葉に重みを増していくブライトですが、閃光のハサウェイでは出番が少ないことと、戦場の最前線で指揮を執ることもなくなってきていることで、名言を出すことは難しいかもしれませんね。
ただ、退職願が受理されない理由があるそうで、連邦的には「ニュータイプたちが反旗を翻したら手がつけられないが、ニュータイプの父ブライト・ノアを盾にすればなんとかなるかもしれない」という汚い考えのもと、ブライトをいつまでも逃がさないつもりだそうです。
この辺りから、ブライトから何か精神的な発言があるのではないでしょうか。
また、ミライとレストランの話をするシーンもあったら嬉しいですね!
苦難に次ぐ苦難、そして閃光のハサウェイのラストでは最大の苦難が待ち受けていますから、そのときだけでもミライとゆっくり幸せな未来を語ってほしいです。
マフティーがハサウェイだと知ったときに、ブライトはどんな言葉を発するのでしょうか。
言葉は出ないかもしれませんね。
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